損失を管理するのは大事です。
利益 − 損失 = もうけたお金 なので、
利益を大きくするとともに、損失をちぃーーーーっちゃくするのも大事なんです!(断言)
そんな損失ですが、投資家さんをの取引を見ていると
(投資家さんのブログを読むのが趣味なちぐさ)
損失の対処の仕方が2通りあるんですよね。
損切り vs 塩漬け
あなたは、含み損が出たときに、損切りをしますか?
それとも、塩漬け?
★損切りとは、損失をそれ以上拡大させないために、
一定の含み損が出た時点で、損失を確定してしまうことを言います。
★塩漬けとは、含み損が出ても確定せず、スワップポイントで損失の穴埋めをしたり、
相場が回復するまで、ポジションを持ち続けることを言います。
ちぐさが、研究するに(眼鏡キラーン)、
損切りをしっかり管理して、もうけている投資家さんもいれば、
塩漬けしながら、もうけている投資家さんもいらっしゃいます。
どちだが正解っていうわけでもなく、どちらも正解なんだと思います。
じゃぁ、いったい自分はどっちがいいんだろう?
そんなあなたのために、ちぐさが、
損切りが向いている人
と 塩漬けが向いている人 とを考えてみました。
どうぞご参考にしてください。
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損切りに向いている投資家 |
塩漬けに向いている投資家 |
投資スタイル |
デイトレ スイング |
中・長期 |
口座評価額と
保証金の割合 |
口座評価額に対して、必要証拠金の占める割合が高い。 |
口座評価額から、必要証拠金を差し引いても十分余裕がある。 |
ポジション |
スワップポイントを支払うポジション |
スワップポイントを受け取るポジション |
投資資金 |
資金がまだ少ない |
資金が十分にある |
性格 |
せっかち 待つのが苦手 |
のんびり 待つのが苦にならない |
目標 |
目標の年利を高めに設定 |
目標の年利は無難に設定 |
取引数 |
取引回数は多め |
取引回数は少なめ |
まず、1番重要なのは、口座評価額と保証金の割合です。
ほんっとココ重要(メモしてメモして笑)
なぜかというと、口座評価額に対して、保証金の割合が高いということは、
少し相場が不利に動いただけで、ロスカットされる恐れがあるからです。
つまり、塩漬けして、スワップポイントで含み益の穴埋めをしたり、
相場が持ち直すのを待とうとしても、その前に、
余裕資金が少ないため、強制決済される可能性が高くなっちゃうのです。
なので、口座評価額に対して保証金の占める割合が高い場合、
塩漬けには向いていません。
それに、塩漬けしてしまうと、投資資金が少ない状態での取引になるので、
他の取引ができなくなってしまったりもします。
それから、そのときのポジションも重要。
スワップを支払わなくてはいけないポジションでの塩漬けは、
早めに損切りするのをオススメします。
含み損をスワップポイントで穴埋めするどころか、穴をもっと大きくすることになります。
しかも、どんどんどんどん損失が大きくなって、損切りするタイミングを失ったりして、
これまたどんどんどんどん損失が大きくなる、という悪循環にはまりやすいのが、
スワップを支払うポジションの含み損です。
毎日、支払うスワップポイントを見るのは、かなりのストレスですしね。
では、ここで、ふたつの短所と長所についてお話します。
損切りのいいところ というのは、
投資資金を最大限に利用できる、ということです。
早めに損切りをすれば、資金は減ってしまいますが、他の取引に資金をまわすことができます。
また、塩漬けしているときと違って日々のストレスが少ないでしょう。
ポジションを長く持つ、ということは、大きなリスクなので、そのリスク回避にもなります。
(ポジションを長く持つのは、日々、相場が急激に動いたりする可能性があるので
それだけでリスクになるとも言えるのです)
反対に短所は、損失を確定してしまうことです。
次の日に、相場が回復したとしても、決済した後にはどうにもならないということです。
塩漬けのいいところは、
資金に余裕があるなら、損失を出さないで済むということ。
うまく取引すれば、損失がほぼゼロというのも有り得るかもしれません。
短所は、もしかしたら、相場がずっと不利な方向に動くかもしれませんし、
それを日々見つめているのは、たいそう心が痛むことでしょう。
それに、いくら資金に余裕があるといっても、
為替の世界は何が起こるか分からない世界。
一気に10円下落、なんてことも有り得るのです。
そのときに、強制決済されてしまえば、大損失が確定されてしまいます。
と、こんな具合の、損切りと塩漬けですが、
ポジションによって、どちらかを選んだりするのもアリなので、
どちらが向いているのか、よくよく考えて取引しましょうね。
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