あなたが今までに、外国為替証拠金取引について調べたことがあるのならば、
一度は聞いたことがあると思います。
外国為替証拠金取引では、
この「スワップ」や「スワップポイント」「スワップ金利」といった言葉がよくでてきますが、
全部同じ意味と思っていいでしょう。
ここでは、スワップポイントという言葉を使ってお話します。
厳密にはスワップポイントって言うのが本当みたいですので(笑)
でも、3つとも外国為替証拠金取引では同じ意味です(ひとつにすればいいのに…)
スワップポイントとは、「2国間の金利の差の調整」のことを言います。
日本には日本の、アメリカにはアメリカの、金利がありますよね。
円を売ってドルを買う場合は、
「日本の金利とアメリカの金利の差の調整」がスワップポイントです。
これだけでは?が頭まわりをぐるぐると… ( 汗 )
ぐ〜るぐ〜るぐ〜るぐ〜るぐ〜るぐるぐるぐるのぐ〜るぐ〜るぐ〜るぐ〜るぐ〜るぐ〜る…。
目が回らないうちに、
実際には、取引をしたときにどんなことがおこるのかを検証しましょう!
金利の安い通貨を売って、金利の高い通貨を買うと、
この金利の差額を受け取ることができます。
逆に、金利の高い通貨を売って、金利の安い通貨を買うと、
この金利の差額を支払わないといけません。
現在、日本は低金利政策によって金利がとても低くなっています。
日本の金利より高いアメリカのドルとの取引について考えてみましょう。
☆★金利の安い通貨(円)を売って、金利の高い通貨(ドル)を買う場合★☆
この取引の場合は、金利の差額を受け取ることができます。
現在、1万ドルを買った場合のスワップポイントは、
1日につき91円前後となっています。(6月現在)
※スワップポイントは金利の変動によって随時変更されます。
スワップポイントは各取引会社によって異なります。
たとえ、1ドル100円で買って、1ドル100円で決済しても(売っても)、
(売買差額によるもうけがない場合でも)
買ってから決済するまでの間が、100日間だったなら、9,000円以上のもうけになります。
☆★金利の高い通貨(ドル)を売って、金利の安い通貨(円)を買う場合★☆
この取引は、高く売って安く買うで説明した取引方法ですよね!
まだ見ていない人は、今すぐクリック!(笑)
この取引の場合は、金利の差額を支払わなくてはいけません。
『1ドル100円で売って、1ドル100円で買う』ような、
一見すると、損も、もうけも、ないような取引をした場合でも…
このスワップポイントが発生することで、損することになります。
現在、1万ドルを売った場合のスワップポイントは
1日あたり−95円前後となっています。(6月現在)
売ってから決済するまでに100日間かかったとすると、9,000円以上もの損です。
この理由からも、初心者のかたには、現在は、売りから始める取引はおすすめしません。
予測どおりの動きをしてくれれば、問題はないのですが、
もし、予測に反する動きならば、損の上に損を積むことになってしまします。
アイタタタッッッ!!
特にポンドなどは、スワップポイントが高額なので、
買いから始める取引にはおいしいのですが、売りから始める取引には超痛手です!!
ここで、どうしてスワップポイントなんてものが発生するの??
と思われるかもしれませんが、(わたしも思いました。)
これ、厳密に説明している人・会社・本を、どこにも見つけることができませんでした。
「こんなしくみと似た原理で、スワップポイントは発生するんですよ〜。」
的な説明は、本に書いてあったのですが、
今度は、似たしくみってどういうこと??って思ってしまったので、
逆に混乱させてしまうだけかな…と。
実際、「どうしてスワップポイントが発生するか」なんて知っていなくても、取引できます。
わたし自身、今のところ何の問題もありません♪
スワップポイントについて覚えておかないといけないのは、このふたつ
@金利の安い通貨を売って、金利の高い通貨を買うと、 この金利の差額を受け取ることができます
A金利の高い通貨を売って、金利の安い通貨を買うと、 この金利の差額を支払わないといけません
これは絶対に知っておいてくださいね。
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