外国為替証拠金取引(外国為替保証金取引)では
為替がわかる!為替のしくみでお話したように、
安く買って高く売る ことも、もうけを生み出すたまごのひとつです。
「外国為替」というのは、通貨をお互いに交換し合うことでした。
証拠金取引とは、「証拠金制度」を取り入れた取引のことです。
では「証拠金制度」とは、どんな制度なのでしょうか。
「制度」というのは「決まり」のことです。
こんなふうな決まりで行う取引なんですよ、って言っているのですね。
こんなふうなって、どんなふうによ?
それは、
「証拠金」を預けるかわりに、より多く通貨の交換ができる − というふうにです。
あ、あんまりよく解りませんねー。
ここでいつものアレいかさせて頂きます(笑)
いつもの「例えば…」ってやつです。
例えば、あなたは、
「今は1ドル=100円だけれども、○月×日頃に、ドルが値上がりする!
(今より 円安になる)」
という 予測 をたてました。
↑これポイントですけれど、あくまでも、円安になるだろうという 想像ではありません 。
「予測」というのは、なんらかの根拠に基づいて推測することです。
自分の「こうなったらいいなぁ」という希望を想像するのではありません。
あなたは10万円をもっていたので、その10万円で1 ,000ドルを買いました。
1週間後、為替レートは、1ドル=103円になりました。
そこで、あなたは、一週間前に買った1,000ドルを売ることにしました。
1ドル=103円 ⇒ 100ドル=103,000円
もうけはいくらでしょうか?
答え 3,000円
※手数料などを含めずに説明しています。
時給800円だったら、4時間分ぐらいですね。
ここまでの取引は、特に目新しいことはありませんよね。
この取引、外国為替証拠金取引ではこうなります。
あなたは、さっきと同じ金額の、10万円で取引をはじめるとしましょう。
外国為替証拠金取引では、この10万円が、「証拠金」になります
(この金額は取引会社によって違います)。
そしてさっきと同じように、
「今は、1ドル=100円だけど、ドルが値上がりする」と 予測 をたてました。
そこで、あなたは「買い注文(円を売ってドルを買う)」というのを出します。
何ドル買えると思いますか?
1,000ドル?
違います。
わたしが取引をしている、外為どっとコムでは、
なんと約10倍(〜20倍)の取引額、 10,000ドル(〜20,000ドル)
買うことができちゃう のです!
(10倍以上の取引ができる会社もあります)
本当だったら100万円必要ですよね。
つまり証拠金(10万円)を預けるかわりに、
より多くの通貨(10,000ドル)の取引ができる、ということです。
この場合、あなたの手元に1,000ドルを置くことはできません。
このドルを売って、円にした(決済した)とき、その差額があなたの口座に入ってきます。
または、あなたの保証金(10万円)を預けた口座から差額が出て行きます
(↑損した場合(泣))
つまり、円を売ってドルを買う場合は、その後に、
必ずその買ったドルを売って円を買わないと(決済しないと)いけないという約束のもとに、
約10倍もの取引ができるのですね。
さぁ、一週間後、1ドル=103円になりました。
そこで、あなたは前に買った10,000ドルを売りました。
1ドル=103円 ⇒ 10,000ドル=1,030,000円
もうけはいくらでしょうか?
答え 30,000円
※手数料などを含めずに説明しています。
時給800円ならば、37時間強働かないといけません。
1日8時間労働ならば、4日と5時間…。
同じ10万円なのに、かたや4時間、
かたや4日と5時間あなたのために働いてくれたようなもんです。
あなたはどちらに心惹かれますか?
わたしはもちろん4日と5時間です。
この取引、言うなれば、10万円を用意さえすれば、
少ないお金で大きな利益を生み出すこともできるということです。
このことを為替に詳しい人は、レバレッジ(てこ)効果と呼んでいます。
てこの原理を使うと、小さい力で、大きなものを持ち上げることができます。
てこ = 外国為替保証金取引
小さい力 = 少ない資金
大きなもの = 大きな利益 ってわけです。
ここで注意したいのが、損をしてしまったときの話です。
おいしい話にも裏がある!ってやつですね。
ここでは、
おいしい話ですけれども、知っておかないといけないことがある、って感じでしょうか。
さっきは1ドルが100円から103円に値上がりしました。
では、1ドル100円から97円に値下がりしたときを考えてみましょう。
為替取引の場合
1ドル=100円のときに、10万円で100ドル買っていたあなたは、
1ドル=97円で売ることになりました。
すると、100,000円で買った1,000ドルが、97,000円になってしまいました。
差額は3,000円。3,000円の損になります。
※手数料などを含めず説明しています
外国為替保証金取引の場合
口座に入金した10万円を証拠金にして、
1ドル=100円のときに10,000ドルの買い注文を出し、
1ドル=97円のときに売りました(決済しました)。
すると、10,000ドルが、970,000円になってしまいました。
差額は、30,000円。30,000円の損になります。
あなたの口座から30,000円が引かれて、残金70,000円です。
※手数料などを含めず説明しています
少ない金額で大きな取引ができるということは、
もうけも大きくなるけれど、損も大きくなるということです。
これも忘れてはいけないポイントです。
ここで耳より情報〜♪♪♪
外為どっとコム さんや外貨exさんで口座を開設すると、
1〜2万円の保証金から取引ができ、1,000通貨単位で取引ができます。
レバレッジは約10倍です。
1万通貨単位の取引会社が多いのですが、その場合1円値が下がると、1万円の損です。
でも、1,000通貨単位の取引だと、1,000円の損でくいとめることができます。
ほかにも、1,000通貨単位で取引できるとうれしいことがあるので、
詳しく知りたいあなたは 厳選!初心者のためのおすすめ取引会社 を見てみてください♪
最終的な判断は、あなた次第ですが、
(投資は自己責任です!誰も、あなたが損をしても保証はしてくれません!!)
もしもはじめて外国為替証拠金取引をするならば、
1,000通貨単位からはじめるのがいいと思いますよ。
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